アスファルトルーフィングとは

あすふぁるとるーふぃんぐ

合成繊維不織布や有機繊維原紙、ガラス繊維などの基材にアスファルトをしみこませた建築用の防水材料。主にビルの屋上や家屋の屋根、壁に敷いて、雨水が屋内に進入するのを防ぐために用います。ロール状に長い製品と、シート状にカットした製品があり、屋根に使う場合は、上に瓦やスレートなどを敷くことが多くあります。また、アスファルトルーフィングの上に、遮熱シートを敷いて屋根からの輻射熱を軽減するよう施工されることもあります。日本の住宅では、大正時代から使用されるようになりましたが、関東大震災の復興建築をきっかけに、より広く利用が広がったと言われています。