インテリジェントビルとは

いんてりじぇんとびる

その名の通り「賢いビル」を意味し、情報通信の発達に呼応した電力・通信インフラの強化やOA機器の各種配線に配慮して設計されたビルのことをいいます。ただし従来の工法にはない余剰空間を生みやすく、コストのかかる様式ともされています。1990年代に普及していったインテリジェントビルですが、徐々に供給過多となり、2000年代に入ると空室のインテリジェントビルが目立つようになりました。建築関連法では、高度情報化建築物とも呼ばれています。