CFT構造とは

CFTこうぞう

CFT構造とは、断面が角形または円形の鋼管にコンクリートを充填して柱とし、鉄骨の梁を組み合わせた構造のことです。
CFTとは「Concrete-Filled Steel Tube」の略で、「コンクリート充てん管構造」「充てん形鋼管コンクリート構造」などともいわれます。鋼管柱は角形と丸形があり、鋼管柱の内部にコンクリートを充填することで、高い剛性を得られ、小さな柱断面でも長い柱間隔を取ることが可能となります。また、鉄筋を使用しないため、施工性にも優れています。空間の自由度を高められるので、大空間建築や高層建築に向いた構造です。