応力集中とは

おうりょくしゅうちゅう

「応力」がある部分に集中してしまうことをさします。英語では「stress concentration」と呼びます。部材の断面が大きく変形していると、そこに孔(あな)、亀裂、切欠きなどの現象が発生し、この不連続性が発生することでその部分や近辺には応力(抵抗力、ストレス)が集中していることが考えられます。機械や構造物の疲労破壊の原因を追及すると、この応力集中が破壊の起点となっているケースが多く、応力集中が起こらないよう設計・施工する必要があります。