仮枠とは

かりわく

仮枠とは、コンクリートを打ち込むための枠組みをいいます。コンクリートを設計上の形状や厚さに流し込み、必要な強度になるまで支持する型枠のことです。
コンクリートを流し入れると相当な重圧がかかるので、たわみが生じないよう強度が必要です。また、仮枠の表目にキズや汚れがあると、コンクリートの品質に影響します。コンクリートを打ち込んで5日程度の養生の後、仮枠は取り外されます。仮枠の材料には主に仮枠用合板が用いられますが、最近では再利用や施工性の点から、また、合板の値上がりなどの問題から、ステンレス製やアルミ製、プラスチック製のものも使われています。また、コンクリートが固まった後も外さない「仕上げ兼用の型枠」も出ています。