刻みとは

きざみ

日本の伝統的な木造建築では、柱と梁はほぞや継ぎ手などの仕口で木を組むのが一般的で、そうしたほぞなどの木口面を、ノミや金槌などを使って彫ったり削ったりする加工のことを「刻み」と呼びます。現在では、木材を工場でプレカットされることが多く、以前よりも「刻み」仕事が少なくなったといわれています。また、カンナで木を削ることは「刻み」に含まれません。